Fusionner 2.0
Paper Cave

Solo Exhibition 2014 "Fusionner 2.0 - Paper Cave"
個展 2014「溶け込む建築2.0 -紙の洞窟」

真っ白な柔らかい光に包みこまれる。足を踏み入れた瞬間、時の流れが減速する… 紙を並べて吊るし三次元曲面でくり抜いた洞窟に、ファサードに開けられた無数の孔を介し、内部に落ち着いた光が射込む。自由に曲面を描く高さの変動する一枚の長い人工大理石のテーブルが浮かぶ。穴の深さによって光の透過率を5 段階に調整し、脚も一つのなめらかな三次曲面をつくりだし空間を彩る。人々が集い、話し合い、時にはオフィス、サロン、ミーティング、ギャラリー、バーと使われ方はその時々の人たちが自由に決める、用途を問わない空間である。