Fusionner 3.0
Air House

宙に浮くヒラヒラとした真っ白な紙の層。正面には切妻の小さな入り口がある。体を小さくして中に入ってみると、中には家型のシルエットが弱く弓なりに大きさを変えながら連続し、隠れ家のような空間が広がっている。奥に進むにつれて切妻のシルエットは小さくなり、小窓として終息する。中に広がる空気のように軽い家を体感し、紙の層の間に隠れて浮いている模型を発見し鑑賞し回遊する。集ったり、話し合ったり、寝そべってみたり。空気の家の窓や隙間から家の外の人とコミュニケーションをとり偶発的な遭遇を体感する。